グルーガンにトラブルについて説明します。

 小型手の平サイズと中大型グルーガンではトラブルの内容が一部相違する点が御座います。
 これはあくまでも当社の販売しているグルーガンに関するもので、他社のグルーガンでは違い
  ますので その点をお含み置き下さい。

 各型式の共通事項

 
① ノズルからポタポタと垂れる:
     ノズルの先端部にはバルブ(弁)が入っています。写真ご参照。   
 

    バルブ2種類
  
    左:一体型、これがノズルの内部に入っている。
    右:ノズルの内部で組み立てる構造になっているもの。
     何れもコイルスプリングとボールで構成されている。
     グルーガンの引き金を引くと、溶けたグルーが丸いボールを押します、すると、ボールの
          周囲に空間が生じてそこを通ってグルーが出てきます。

    ※グルースティック(ホットメルト型接着剤)は加熱すると膨張します、膨張したグルーは
           このボールを押してノズルから出てきます、これが垂れる、或いは漏れる・・・と言はれ
           ます。
     しかしこの現象は、ある意味では避けられない・・・と言うことが出来ます。
     コイルスプリングを強力なものにすれば防止出来ますが、今度は引き金が堅くなって、
           手が痛いと言うクレームになります。

     ※連続的に垂れる場合は、コイルスプリングが折れたり、熱で弱ったことによるものと
            考えられます。小型グルーガンの場合は交換が出来ません、ノズルが取り外せる
            構造のものはノズルを交換することになります。

  詰まって出てこない、或いは逆流した・・・・最も多いトラブル。
    異物を入れない限りノズルで詰まることは無いはずです。
    これまでの経験では、これは同じ意味をさしています・・・・この原因は。
    全てのグルーガンは基本的に、内部で十分な温度に溶かしたグルーを、後から押し出す
         ものなのです。
    溶かしながら、或いは押し出しながら溶かす・・・のではありません。

    挿入されたグルースティックは、内部では、周りから加熱されて溶けます、中心まで全部溶
    けるまで時間がかかります。全部溶けないうちに引き金を引くと、未だ溶けていない中心部
    がノズルのバルブで塞がってしまいます。
    この状態で出ないからと言って更に引き金を引くと、周囲の既に溶けている部分は行き所
    が無いので後へ戻るような状態になります、そして、後のシリコン製のスリーブへ漏れ出て
    きます。
    シリコンスリーブは温度が低いために、ここで固まってしまい、引き金が動かなくなってしま
    います。これが詰まりの原因です。

  引き金が戻らない
    引き金を戻すコイルスプリングの断線です、交換が必要です。

 ④ 温度が上がらなくなった、或いは低くなった、十分に溶けない
    安いグルーガンは通常PTCヒーター(セラミック製ヒーター)を使っていますが、これの劣化
    による抵抗値の上昇か、ヒーターの割れです。修理は出来ません。

 ⑤  熱くならない・・・温度が上がらない
   
5-1:電源コードの断線; グルーガンのハンドルの付け根での断線が最も多い。
      理由は繰り返し曲げと引っ張られることによる。
    5-2:スイッチが付いている機種ではスイッチの接触不良或いは内部での断線による。
       スイッチのランプが点灯しているのに暖まらないのはヒーターか内部の線が切れた。
 

     

   

  

 

   

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